WordPressテンプレート制作、ウェブデザイン技能検定に挑戦中

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ブログの引っ越し【WordPress→WordPress編】

WordPress

 

無料ブログからWordPressへ引っ越しという話はよく聞きますが、今回私がやったのはWordPressからWordPressへの引っ越しです。厳密に言うと、WordPressで運営していたブログのドメイン失効日が近くなったので、そのドメインの更新料を払わずに手放し、自分の手持ちの更新料無料ドメインのサブドメインにブログのデータを移す事にしました。つまりは・・・。

 

before
example.com
after
sub-domain.example.com

※example.comというのは、例として提示出来る存在しないドメインです

 

このようにしたいわけです。なお、今回引っ越しを考えたブログは、趣味で作ったサイトの保守用のブログで、既にその役目を終えています。

なぜ最初から更新料無料ドメインのサブディレクトリやサブドメインで運用しなかったかというと、当時はWebに関してド素人で、更新料が必要な事すらも知らずに取ったドメインを適当に設定してしまったからです。

特に価値のあるようなドメイン名でもなかったので、ドメイン失効と共にブログを手放してもよかったのですが、それなりにコメントも貰っていましたし、残せるものならという事でデータ移転を考えた次第です。

 

サブドメインの設定、WordPress導入の説明は割愛します。

では、まずは移転元ブログのデータベースを覗きにいきます。

 

 

データベースのエクスポート・インポート

 

WordPressレコード一覧

※MySQL管理ツールphpMyAdminを使用しています

テーブル名で大体そこに詰まっているデータの中身を察する事が出来ると思います。とりあえずレコード数が空でないテーブルのデータをエクスポート(ダウンロード)します。

 

 

テーブルエクスポート

全てのデータを一気にまとめて移そうとした所エラーになったので、テーブル毎にエクスポートする事にしました。対象となるテーブルを選択して、「ファイルに保存する」のチェックを入れて実行を押すとデータをエクスポート出来ます。

 

 

MySQLインポート

次に、移転元のデータベースで「エクスポート」したデータを、移転先のデータベースに「インポート」していきます。

wp_postsテーブルには記事データが格納されているので、wp_postsテーブルに移転元ブログのデータをインポートすれば記事の引っ越しは終了です。

移転先のデータベースで同じテーブルが見つからない場合は、移転元のブログで使っていたプラグインが移転先のブログに導入されているか確認してください。

 

 

画像ファイルのダウンロード・アップロード

 

FTPダウンロード

FTPソフトで移転元ブログの画像をサーバからダウンロードし、移転先ブログ(サーバ)にアップロードします。

WordPressであればpublic_html/wp-content/uploadsフォルダに画像が保存されています。

 

画像のダウンロード、アップロードにはかなりの時間を要します。今回引っ越ししたブログはほとんど画像を使っていなかったので問題なかったのですが、画像を多用しているブログでは何時間も掛かります。そのようなブログではダウンロードファイルをサーバでzip化(圧縮)した方がいいでしょう。

参考リンク: 【簡単】WordPressで作成したサイトを、違うサーバーへ引っ越しする。

 

 

記事内の画像URLの書き換え

 

移転先のブログで画像を正しく表示するには、記事に挿入されているコードを書き換える必要があります。

 

before
<img src=”移転元ブログURL/blog/wp-content/uploads/2017/01/img.jpg”>
after
<img src=”移転先ブログURL/blog/wp-content/uploads/2017/01/img.jpg”>

 

WordPressにはそういう作業を代行してくれるプラグインもあるのですが、直接データベースに手を加えるやり方を紹介します。

 

phpAdmin置き換えテスト

これは移転先データベースのwp_postsテーブルの展開図です。この中のpost_contentフィールド(列)に記事の本文が格納されています。

ID1314番のpost_contentフィールドに置き換えテスト用のテキストを格納しました。これを手作業ではなくプログラムで書き換えてみます。

 

 

クエリ実行

phpMyAdminを使っている場合はSQLのタブをクリックして命令コード入力欄を出した後、以下のコードを入力し実行します。

 

UPDATE wp_posts SET post_content = REPLACE (post_content, '置き換えテスト', 'テキスト置き換え成功');

 

 

テキスト置き換え成功

【置き換えテキスト】という一文が【テキスト置き換えに成功】に書き換わりました。

 

 

UPDATE テーブル名 SET フィールド名 = REPLACE (フィールド名, '置き換え対象テキスト', '置き換え後のテキスト');

このテキストを置き換える命令コードを利用し、ブログ記事の画像URLの書き換えを行うわけです。

 

 

クエリ実行結果

置き換え対象テキストに移転元ドメインを、置き換え後のテキストに移転先ドメインを指定してクエリを実行しました。

記事のリビジョン(記事の上書きデータ)も格納されているのでけっこうな数の置き換え対象テキストがありましたが、処理は一瞬でした。

他のブログサービスからWordPressに移る場合は、サーバに上げた画像ファイルの配置によって、置き換え対象テキスト、置き換え後のテキストの指定を適宜変える必要があるので注意です。

上手くいかなかった、テキスト置き換えによって予期せぬ悪影響が出た・・・という時は、あせらず最初の工程でエクスポートしたテーブルデータをインポートし直しましょう。

 

 

引っ越し後の設定

 

WordPress一般設定

WordPressの管理画面に移り、ダッシュボード→一般→WordPressアドレス、サイトアドレスが移転元ブログのものになっている場合は、新しいアドレスに書き換えて保存します。

 

 

今回引っ越したのは、ドメイン失効間近、被リンク(他のサイトから貼ってもらったリンク)がほとんどないブログだったのでこれで終わりでもいいのですが、一応リダイレクト設定もしておきます。ここで言うリダイレクト設定は、移転元ブログにアクセスがあった際、アクセスしたユーザーを自動的に移転先ブログに転移させる設定です(ドメイン失効でリダイレクト設定は無効になります)。

 

Xserverでリダイレクト設定

Xserverの場合、サーバパネルからファイル転送設定を選択すると簡単にリダイレクト設定を行えます。

 

ブログの引っ越しに際しリダイレクト設定はとても重要です。今回の記事で説明は割愛しますが、ブログを引っ越したらリダイレクト設定を後回しにしないようにしましょう。

 

自分の手持ちサイトで今年中に無料ブログからWordPressに移行させたいブログがいくつかあるので、無料ブログ→WordPress編も別の機会に記事にしたいと思います。

 

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ブログの引っ越し【WordPress→WordPress編】

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